2011/03/18

「読み方」がポイントになりますねー

『40代を後悔しない50のリスト』大塚寿
[16/56]楽天books
Amazon ★★★★☆
K-amazon ★★★☆☆

「不惑」なんてとんでもない!ということを日々「実感」しています。さすがに、自分が40代である、という自覚はできていますが、自分が、そして自分を取り巻く環境が、これまでとあきらかに違う、違って見えてくるんですね。この感覚は、当然ですが、30代にはなかったことです。社会的な環境もあります。身体的な感覚もあります。それらは30代後半にも多少なりとも感じていたことですが、それらに加えて、「考え方」が変わった、という感覚があるんですね。これは、まさにこの年代に入ってからの感覚です。
んで、この手の「40」という年齢数字が入っているタイトルには弱いんですね。特にこの本は、書評ブログにも掲載があって、まさに「どまんなか」のタイトルです、自分にとって。冒頭に、「40代は不惑ではない」「20,30代とは環境=求められるもの、周りの見る目、が異なる」「50代になって考えるよりも今できること」等々の、非常に「つきささる」文章から始まります。「これだ!」と思いましたね。しかも、著者が多くの50、60代の「先輩」から聞いた「後悔」を元に書かれた内容であるとのこと。嫌が負うにも夢中になります。
...が、「本編」になると、(これもタイトル通りなんですけど)ひとつあたり数ページの「コラム」が並ぶ。そこにあらわれてくるのは、著者自身の「実績」と、「別に『40代』という限定はいらないよなあ」的な内容が延々と。途中から「惰性」になってしまいがちな感覚にとらわれる。50の「ヒント」も、どれがどう、という「ささる」トピックスがあまりでてきません。どれも近しい内容で、50に細分化する必要は?と思ってしまう...
同じ事象に対しても、「折り返し地点」を境に、その見方、見え方がこれまでとは違うものであることは間違いないし、そこでなされるべきアクティビティも当然異なってくるだろう。経験のしようがない「50代、60代、すなわち40代を経験「済み」の人からのアドバイス」という貴重な体験も必要だし、彼らがもし「後悔」しているのならば、それを糧にすることは重要である。
その「考え方」自体は非常に価値が高い。それを「テクニック」的な「ハウツー」ものにしようとすると無理があるんだろうなあ。「後悔しないために、今、40代をこう考えて過ごそう」というキーワードがもっとも重要で、これ以上でも以下でもない。でも、50代になってから考えたんでは、何も意味がないから、こういう意識付けだけでも十分価値はある。本の内容云々ではないかもね。

40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則

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