2011/02/16

「中年」の定義を見てからにすればよかった

『若さに勝る「中年力」30の習慣』米山公啓
[14/32]BookOff
Amazon
K-amazon ★★☆☆☆

完全にタイトルにやられました、100%。やっぱりこの年(1967年生まれ)になると、自覚しようとしなくても「対外的」な部分も大きく、「世代」を意識してしまうのです。この「自覚のなさ」がひとつ問題で、「社会的」には、「相応」のパフォーマンス、アクティビティが求められているはず。それも意識しつつも、これまでの延長のような立居振舞もアウトプットしたくて...いかんね。「若手世代」とは違うことを前提に、「どう違うのか」を考えていかねばならないのだ。そんな意識が高まっている中、「衝動的に」棚からカゴにいれてしまった本。が...
まずは「中年」の定義から始まるのだが、そう、「中年=40代」のことを書かれているものだと思いこんでしまったが、中身はもう少し「上」の世代。明確にいくつからいくつ、とは表されていないが、50代、というところがターゲットと思われる内容で、最後まで貫かれる...
少しだけ「未来」の話として読むのはいいかもしれないけれど、意気込みが強かった分肩透かし。多分その世代向け、ということもあって、文調は終始「読みやすく」「やさしく」あるんだけど、小さなノウハウ、というかヒント、というか、たとえば「iPADなど、最新の機種を使ってみよう」「料理を初めてみよう」「ウォーキングを」「家庭菜園を」...といったレベルで、ひとつひとつの章が1~2ページでは、深みが生まれない。著者の趣味である「クルーズ」についても少なくないスペースが割かれていたりとか...強弱の差はあれ、また、内容の差はあれど、「テクニック」論がメインで、「考える」ことについてはあまり見当たらなかった、という印象なり。
数年後に、この世代に到達したときに、十分に「アクティブ」でいるために、今からこーしよう、あーしよう、という気持ちにはなったけれど....多分、忘れちゃうなあ。

若さに勝る「中年力」 30の習慣 (講談社プラスアルファ新書)

1 件のコメント:

  1. 突然のご連絡失礼いたします。
    “My”アフィリエイト スカウト事務局の松嶋と申します。

    私はNTTコミュニケーションズが運営する“My”アフィリエイトの広告プログラムを優良サイト様へご紹介する活動をしております。

    貴サイトを拝見し、学習に関する情報が充実したサイトだと感じました。
    資格や語学などの今人気の広告バナー掲載にぜひご協力いただけないでしょうか。
    詳細をご覧いただいてからご判断いただいて構いません。
    特典もありますので、ご興味がございましたら以下のURLから詳細をご確認いただければ幸いです。

    http://www.affiliate.ntt.com/topics/scout/
    ※申込フォームには下記の情報をご入力ください。
    エントリーコード『178』 、サイトURL『http://mywishkamtrue.blogspot.com/』
    ※2/28までに広告掲載にご協力いただいた方が特典対象となります

    この度の連絡で不快な思いをされた方には大変申し訳ございません。お詫び申し上げます。

    返信削除

Twitter