2010/06/23

「加速」している感じはしなかったが..


『加速成功』道幸武久
[17/99]BookOff
Amazon ★★★★
K-amazon ★★★

なんかの本の中に紹介されていて、その記憶をもった中でBookOffの棚で出会った。AMAZONのレビューはものすごい両極端。どんな内容なのか...「加速」という意味合いがいまひとつつかみにくかったけれど、ポイントは
・自分を高めるために目標設定する
・時間管理術を学ぶ
・仕事、家庭、個人のバランスを考える
・「思い」を強くもつ
という内容で、これだけ見れば他の「成功本」と変わらない。んで実はその中身なんだけど、これも「成功本」と変わらない。けれどもレビューの酷評にあるような悪い印象は持たない。それぞれなんで必要なのかとか、これらを「実行する」ことの大切さであるとか、とてもわかりやすい、読みやすい、頭に入りやすい。ここから何か「新しいこと」を見つけて、「新しい気づき」を得るのは難しいかもしれないけれど、通勤の電車一往復で読む内容、進み方としては「あり」だと思う。
ただ、たとえば「転職」について、自分を高めるためには「転職」という行動もひとつ有効である、みたいな件があったんだけど、確かにそういう考え方ができるのかもしれないけど、あくまでも「自分個人視点」だけの話であり、組織の論理はそこにはまったくない。ましてはその組織の「お客様」がアタマの片隅にでも存在しているのかあやしい。ここを敢えて触れていないのか、そもそもまったく無視しているポイントなのか、によって本書の評価は変わってくると思う(正解は著者に聞いてみないとわからないけど)。
なにより繰り返し説かれている「行動しないと意味はない」というのは刺さりますね。本ばっかり読んでいても何も変わらない。著者のいうように「勉強20%、行動80%」これだね。これ意識します。あと「肯定的に考える」ということ。自分を信じること、ですね。これ根本だけど忘れがち。

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