『明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?』川上徹也③
[15/97]Bookoff
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今、10名あまりのチームをまとめるための「ミッション」をフレーズにすることを考えている。つまり「軸」を。これがないと組織はバラバラに進んでいく危険があると認識したからだ。そしてこの本は、それの「個人バージョン」といえるものか。ちょうど「チーム」のことを考えている中で、「セルフブランディング」の本を読むことになったのは偶然にすぎないけど、「チーム」にも好影響がでるとよいが...という波及的な希望も。
さて本書。著者の本は3冊目になるが、最初の「ストーリー」を説いた内容は結構面白く、その当時(2009年12月)は、自分の中(仕事関連)では「ストーリー」がブームであった。その本が仕事、という側面から見たものであるとすれば、本書は「個人」にスポットを当てた形。実は1冊を通じて同じことを言い続けているような気がして(それがイコール「軸がある」ということなのかもしれないね)、要は、
「自分が何を持っていて、未来にはこうなっていて、そのために信念をもって、今はこれをやる」
というマインド、態度になろうよ、ってメッセージが貫かれている。
あとはそのための手法であったり、ちょっとしたヒントであったり、継続するためのツールであったり。やっぱり、「組織」を考えているときと同じなんだよね。
「軸」。ミッション。志(こころざし)。
絶対にぶれないものを持っていること。これがなんにおいても重要であることを改めて痛感。
もうイタイほどわかったんで、考えてるだけじゃなくて決めよう。決めます。
本書の内容としては、前述の『仕事はストーリーで動かそう』のインパクトが大きかったこともあり、若干それを「個人バージョン」に置き換えた本書の印象は薄い。アウトプットのためのツールの紹介(ブログとか)については、結構「使える」ものが多かったけど。ま、なにより実行です。
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