2012/08/06

「5%」に入るべし。それが自分の価値。


『5%の人』清水克衛
[4/139]Library
Amazon ★★★★☆
K-amazon ★★★☆☆

マスメディアの影響力を引くまでもなく、また「KY」などの言葉を例示するまでもなく、「大衆」の力は強い。「多くの人がそう思っていること」=「正しいこと」という、抗うのが困難(であるよう)な流れ、っていうのは確かに存在するようだ。
しかしながら、その「大衆迎合」することなく、あくまでも本質を追い求める姿勢を崩さない「5%」が、最後には自分を確立する...というのが、タイトルの意味合いである。

基本的に人間は「易きに流れる」ようにできているのかもしれない。自分で考える、ことを少し放棄すれば、この情報社会である、その信ぴょう性は定かではないままの情報を受け入れることは、「楽(らく)」である。そしてそれに「流される」ように自分の考えをそれにアジャストしていけば、当面はじかれることはないのだ。実際に「95%」はそれで生きていける、ということ。

しかしながら、それではつまらない。自分がこの世に生を受け、社会に貢献することは、すなわち自分が自分でなければならない理由を明らかにしていくこと、ではないかと思う。それには「信じ抜くこと」に値すると思われる事項を、世間がどう言おうと信じぬくこと、だと思う。

もちろんそこには、正しい社会感が前提となり、「正しいことを、貫く」というのが本論である。それは「人が喜ぶ姿を見たい」とか「家族の笑顔のために」とか、自分の周りを含めて考えると、視点が変わってくるかもしれない。「お金が欲しい」のは、そのお金で家族を喜ばすことが目的かもしれない。だけれども、お客様を弄してお金を得るのは、そこに「喜ぶ姿」を見つけることはできないのだから、「正しい」ことではない。

本書は、実際に「信じたことを」「周りが何と言おうと」「貫いている」著者の話し、それだけに説得力があるのだ。なんとなくどこかで聞いたことのある話しや、カリスマ的な著名人の話しなどが少なくないが、「現場」の人が、自ら実行しているからこその話しは、読む価値が大きい。

損得勘定だけではなく、人との出会い、自ら興した行動を大事にする。そこには「無駄」ということは一切存在しないのだ。将来何かに繋がることが必ずある(ここで、「将来につなげるために」行動を起こそう、という逆の流れは、いけないことかもしれません)。

信じたことをまっすぐに。目先のことにとらわれず。周りの流れにのみ込まれずに。「5%」になるのは、それなりの「意識」は必要かもしれないが、「努力」ではない。「素直」に行動すればいいのだ。

【ことば】...現代人は頭でっかちになっていて、物事の判断基準を損得だけに置こうとする傾向があります。しかし人間関係においては、損得だけではうまくいきません。

身を以て感じています。「損得」だけで付き合うような人は、悲しいですが少なくないです。それで離れてしまった(かつての)大事な人もいます。だけれども、相手のスタンスは変わられないのだから、こちら側は「損得」ではない付き合いをしていこうと思う。困ったときの人間関係って、すごく大事だから。

5%の人 時代を変えていく、とっておきの人間力


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みゅう的読書感想レビューメモ
毎日幸せ♪読む・走る・ 日常の魂の成長の1コマ。

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