『バターはどにへ溶けた』ディーン・リップルウッド
[10/121]Bookoff
Amazon ★★★★
K-amazon ★★★
「チーズはどこへ消えた」のパロディ。4~5駅間(約15分)で読み終わった。
...けれども、実はそんなに捨てたもんじゃないですね。「チーズ」を先に読んでいれば、その「パロディ」のツボもわかるし(それなりに楽しめる。その繰り返しに飽きる前に読み終わる)、深読みしようと思えば深読みができる内容。
本当の幸せ、って何だろう?お金?地位?そんな疑問をもっていると、ある程度ささる部分もあるかも。こちらはキツネ(自己中心、物欲)と、力もスキルもないネコが登場「人物」。ネコのうち「一人」がキツネにあこがれてキツネになろうとするが...
「教訓」として読み取ろうとすれば、
・本質を知る
・自分らしくある
・「あたりまえ」の中に幸せがある
・欲に従ってばかりいるときりがない
ってところでしょうか。でも...
正直、そこまで深読みする必要もないのかも、って思ってしまう。Amazonのレビューには、「さすが」と思えるレビューが並んでいるけれども、単なるパロディとして、「うまいなあ」と思うだけでもいいのかも、と思った。その徹底ぶりは感心するほど。「チーズ派」か「バター派」か...なんてあまり関心がないな。「チーズ」の後に読めば、楽しめます。新刊で880円で買っていたら、別の感情になると思うけどね。
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