2010/07/05
意外にも(失礼)読み応えあり!
『残念な人の思考法』山崎将志
[3/106]bk1
Amazon ★★★
K-amazon ★★★
書店の「ベストセラー」で見かけます。タイトルもフツーではない。こういうのは期待値持って読み始めると失敗する...というのがこれまでの「ジンクス」なんだけど、結構「読めました」。朝から晩まで1日の大半を使っても、或いは行列のできるお店であっても、報われない「残念な」行動であることもある。その原因は一体どこにある?というストーリー。「残念な人」はロジカルかもしれない。でもそもそもの「前提条件」に問題がある故、「残念」に陥っている可能性も...わかったようなわかんないような...という感じではあります。
エッセイのように軽く読めるんだけど、考えさせられるところもあり。いったい誰が読んだら一番ヒビくんだろう?と思ったんだけど、「一所懸命仕事しているのに自分が高まった感じがしない。若しくは目標の数字に達しない」とかいう人だろうか。なんとなく、だけど、そういう意識を持つことですでに「残念」は超えているような気もする。もっと「残念」なのは、組織や自分の本来の到達すべきポイントを認識できない人、なんだろうと思う。著者のいう「前提条件」よりも前なのかもしれない。今の立場、環境からは「今日から実践してみよう」的なヒントは得られなかった。でも、気持ちや環境が変わると「面白い」点が見えてくるんだはないかと思う。優先順位をつける重要性など、かなり「当たり前」のことが書かれているが、けして嫌味には聞こえず、「そうだよなあ」って素直に入ってくる感じはするね。
ルーティンワークに対する考え方や、「後ろ向きに感じられるものを除外しても、100%前向きにはならない。別物だから..」という考え方など、共感できるところは少なくない。自分も「残念な人」になりかけている恐怖感はある。だからどうしよう...それが見つからなかったなあ。見つけよう、という気になったから、まあいいか...
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