『伝説の社員になれ』土井英司
[2/33]BookOff
Amazon ★★★★
K-amazon ★★★★
自分の周りの人の口から、元AMAZONバイヤーの著者の名前が出てくることが複数回あって、一度読まねば...と思ったことがきっかけ。メルマガ、ブログはじめかなり影響力のある方のようで...TWITTERはフォローしていますが、あまり読んだことは(これまでは)ないです、正直。
主として20代の「可能性を秘めた」社会人に向けてのメッセージが多く見て取れたのだが、部分的には「可能性がすくなくなった」40代の私にも得るところはあった。基本的には「この本で初めて目にした考え方」というのは少ないかもしれないけど、ある程度おぼろげだったことが肉付けされたような気がする。
・一流の人との出会いは、情報や「トク」だけではない。「この人には敵わない」と実感できること
・お金ができたら(できなくても)自分に投資すべし(これはまさしく「20代向け」かもしれないが...)
・ノウハウを得ても実行するのは、そのうちの2割、さらにそれを継続できるのはそのうちの2割。
中でも一番響いたのはこれ。
「両替機で両替するようなことを仕事だと思うな。等価交換、即ち、給料分だけの仕事をしていては飛躍しない。既存の枠内では、成功は手に入らず、最低限「維持」だけ。ある分野の、それまでの前提を変えてしまうくらいの改革、革命を起こす。それをやってはじめて数字は伸びるし、大きく飛躍する」
もちろん具体的なアクションが大事だけども、まずはそういうことを「やったるっ」って思わなくてはいけない。そのためには「思いつき」ではなく、それまでの失敗を糧にすることが肝要。
著者には到底及ばないが(1万冊以上読んでいる、ということ)それなりに「ビジネス本」を読んできて思うことはこの1点に集約される。
つまり、失敗を繰り返すことである程度可能性を高めて、これまでにない切り口で、そして「できる」と信じきれることを、とことん全身全霊込めてやること。やってみること。始めること。
そんなことを改めて感じた。「継続」は2割の2割、つまりは全体の5%くらいの人しかできていない。そんな「5%」になりたい。ならなければいけない。
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