2009/12/11


[「朝4時起き」ですべてがうまく回りだす!](BookOff/145)

Amazon ★★★★
K-amazon ★★★★

当初から気になっていて、「ほしいものリスト」にも入れておいた...と思って買ったら、実は「ほしいもの」は別の本(「4時間半熟睡法」)だった...
全体に「朝4時起き」を実行するようになってから、考え方、仕事の仕方、取り組み方が改善された、成功した、だから「朝4時起き」しよう!って内容。けどよくよく読んでみると、果たして「朝4時起き」と「成功」は直接つながっているのか?って疑問も。
確かに朝ははかどる。実際に自分も「朝4時40分起き」。書かれているように、「9時の始業時間」時点で一仕事終えている爽快感はある。でも成功していないけど...(苦笑)。書かれている「成功へのヒント」は、「朝4時起き」でなくともできることかもしれないなあ、なんて見方をしてしまった...
が、朝時間の活用ヒントとしては結構面白い。朝の方が夜よりも効率的、っていうのは「人それぞれなんじゃないかな」って気もするけど、9時(始業時間)というデッドラインを自ら縛ってする仕事の効率性、仕事以外のことにも没頭することによる、(本質的な意味での)「ワークライフバランス」の実現、など、その主張は「あり」ですねー。集中力と考え方。これを身に着ける手段が「朝4時起き」である、そんな「素直」な読み方をすると、すんなり頭に入ってきます。他にも手帳の活用方法や、「朝勉強会」の紹介など、ヒントとしての情報は充分。
おそらく「早起き」は、時間に対しての考え方が劇的に変わることが最大のメリットだと思う。自分も今のペース(「朝4時40分起き」)になってから、そこだけは変わった、という自覚がある。他の部分で成長したかどうかは不明だけど。時間感覚っておそらく本を読んだり、頭で考えたりするだけでは絶対に身につかないものだから実践するしかない。そんな意味もこの本から見つけられた(既に実感していることもあるけど)。

今の状況は、本書に書かれているような「朝4時起きすることで仕事をコントロールできて残業もなくすことができて他のことに時間が使える」状態にはなくて、結局夜は残業状態が続いてしまっている。この部分は、おそらく朝何時に起きても変わらないのかもしれない。実際には(自分のことを考えると)朝集中力があって、早起き効果を体感できるのは午前中まで、ってところかな。でも早起きすることに損はない。これだけは間違いないですねー。だからって自分のチームメンバーに早起きを薦めることはしないけどね。余計なお世話だからさ。






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