2009/12/20


[文章力の基本](150/AMAZON)

Amazon ★★★
K-amazon ★★★

自分は「書く」プロではない、そして「提案文書」の力を問われるような機会も少ない。んでもメールのやりとりだったり、このブログの更新であったり、それなりに文を書く(起こす)ことはあり、そしてその「書きかた」については、実は「うまくなりたいなあ」という気持ちは常にある。 きれいな文章、だったり、伝わる文章ってのを読むと、「すごいな」って思うしね。そうなりたい、って思うよね。いつまでも「アタマに浮かんだことをそのまま『書き出す』こと」だけじゃあ、成長がないよなあ。って中でこの本を(タイトルに惹かれて)読む。
今ひとつ「ダイレクトな」ヒントは見つけられなかったものの、
・ストレートに伝えたいことをシンプルに書く
・文の頭から最後まで、意味が通るような流れにする
ということを軸に紹介されている。 「テクニック」をどう使うか、というよりは、
「なぜ、よい文章を書きたいのか」
という基本を忘れないこと、と捉えました。直接的には本書の中でも言っていないけど、 そういうことだと思う。
本書の中では、よい文章を書く資質として
・自分で考えたり、感じたりする習慣
・相手の身になって考えたり、感じたりする想像力」
・健全な言語感覚
の3つが上げられている。繰り返し「言語生活」(つまり、聞く、話す、読む、書く)を 日常繰り返していくうちに、例えば誤った使い方がされている文に出くわしたときに「違和感」を 感じることができるようになるんだろう。
「相手の身になって」「自分で考えて」「伝えたいことをシンプルに伝える」 確かに、タイトルどおり「文章力の基本」だね。
そーゆー「軸」で構成されているので、盛り上がりはなくとも淡淡と最後まで読めた。 ただ、「改善訂正される原文」の改善ポイントが、「なぜイケナイのか」が不明な箇所も多数あったり、そもそも著者が説明されている文書がわかりやすいのかどうかが「?」だったりする部分も。 この手のノウハウ本は自分にとっては初めてに近く、導入、という意味合いでは、まずまず、ってところっす。

AMAZONで見てみる


0 件のコメント:

コメントを投稿

Twitter