[ビジネスマンのための「発見力」養成講座](141/BookOff)
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冒頭の「セブンイレブンのロゴ、”ELEVEn”の最後の”n”が小文字なのを気づいてますか?」「ローソンの看板を思い出せますか?」これでやられた。普段目にしているもの、知っている「はず」のものをいかに「見ていないか」を思い知らされる。
成長するためには、問題発見力が必要である
そのためには、問題解決力を高める必要がある
そのためには、いろいろな「モノが見える」必要がある
そのためには、いろいろな「モノを見る」技術が必要である
そのためには、いろいろな「モノに関心をもつ」必要がある
「モノを見る力」、本書でいう「発見力」については、実は自分なりに自信があった。それなりにヒトよりもその力を持っているのではないかと...しかしながら、著者・小宮さんの「力」には到底及ばず、改めて自分の力不足、というよりは「余地」を感じた(自意識過剰かもしれないが、「前向き」ということで...)。
基本的に子供のころの感覚は抜けていないので、「好奇心」はある。それを行動に移すこと実行力は確かに衰えている。ここをまずは意識しなくてはいけないね。
小宮さんの本では一貫して、「意識して関心をもつこと、勉強すること」を説いているが、本書でも同様。確かに、上のフローでいえば、まずは「関心を持って行動すること」から全てが始まる、即ちここで何もしなければ何も変わらない。
例として、新聞を読む、あまり興味の持てない雑誌も読んでみる、ということが「訓練」として上げられている。なにか意識して始めてみよう、そんな気になったりした。
著者は、「マーケティング理論では既に売ることはできない」という意識で「心理学」領域も勉強されているようだが、これってすごいよね。確かに心理学、って少し関心を持ったこともあるけど、実際には「行動」に移していない。この行動する力、ってのも「発見力」なんだろうなあ。
ところどころ「本当にそうなのか?」っていうポイントもあったけど、とにかく小宮さんの本は読みやすい。気がつくとどんどん読み進んでいる。これもすごい。見習いたいなあ。
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