[カモメになったペンギン](140/Library)
Amazon ★★★★
K-amazon ★★★★★
企業変革論をペンギンを主人公にした寓話で書いた本。「チーズはどこに消えた」的な流れ(これ、読んでいないんだけど話を聞く限りで)で、フレッドが氷山の崩壊の予兆を発見したところから、それを住民と共有し、全員の意識をひとつにしてこの難局を乗り切る...もちろんハッピーエンドなんだけど、それもわかってはいたけれど、一言で言えば「思慮深い」内容。
まずは「課題を見つける」ことから始まり、
それを解決するための「チーム作り」、
まずはチームの結束を固める、
反対勢力に対してどう対処していくか、
チームを超えた「全体の意思統一」の手法、
ものの見方を変える「固定観念の打破」、
変革を認識させるための「小さな成功」の積み重ね、
変革を定着させる「集中」
...
これ、今(仕事の)チームに必要なことじゃん!まるで今の自分の状況を見て書かれているかのように共感。苦しい現実に対して、どう行動すべきか、どう意識すべきか、そんな「基本」がペンギンの行動を通じて伝わってくる。この本を、そういうふうに捉えることができる、っていうのも、なんとなく自分では「予選突破」したレベルにあるのかなあ、という認識(自意識?)をもったりして。
いいですね。考えることができる本です。正直「薄さ」で選んだ本ですが、自分にとっては、「今の」自分にとっては必要な本。ヒット!
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