2009/12/13


[勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド](146/BookOff)

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K-amazon ★★★

なんだかんだ「勝間本」今年5冊目。んで、これはデビュー作らしい。「初期の方が面白い」と思っているんだけど、この本もまずまず、って感じです。
最初っから、「インディ=インディンペンデント」すなわち、精神的にも経済的にも自立した女性の「条件」として、
・年収600万以上 ・いい男あり ・年をとるほど魅力的になる
の3条件をあげ、「即物的だなあ」と思いながらも、この本のターゲットが30前後の働く女性を明確に意識していて、それはそれで「わかりやすい」という印象。
基本は「じょうぶなこころ」と「学び続ける力」の2本立てで「インディ」を目指そう!というところ。これについては異論なし。情報を仕入れるための「読書」や、アウトプット実践の場としての「ブログ」など、まあ目新しくはないけど、確かに「そのとおり」というポイントあり。
ただし...それにつづいて「いい男の見分け方」とかが続き、まあそれも(インディを目指す女性にとっては)ひとつのモチベーションたり得る...と思っていたが、最後の最後、「あとがき」でも「いい男」論が...
男の読者として、最後のあとがきで台無しですねー。結局それかい!という印象で、それまでのよい部分がふっとび、軽~い、「なんちゃってノウハウ本」に成り下がってしまっています。
自分の(仕事の)チームの、対象となるような女性メンバーには、あまり読んでほしくないなあ。
あとは、著者にもお伝えしたいが、「謙虚さ」も、自立したインディに必要な要素だと思います。「私は、私は~」というのは、結構読むのに耐えないことも。これは男女とか関係なく、ですけどね。





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