『真のリーダーに導く7通の手紙』松山淳②
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主人公の「わたし」が、ビジネスでの偉人である「あなた」(父)に向けて出す7通の手紙。その中で、ビジネス上の苦悩をめぐり、父を恨み、理解し、自分を見直し、成長していく。そんな過程を描く。特徴的なのは「わたし」が43歳であること。主人公が「成長」する過程を描いたものの中でこのトシのマネージャークラスがメインであるものも少ない。
正直、自分と重なっている部分が多い。重なっている、という現在進行形である。
・自分を仕事ができる人間だと過信している
・部下は自分より劣っていると「上から」見ている
・部下の話を聞く、それよりも的確な指示だけをしていればいいと思っている
等々、「リーダー」としてこれでいいのか?という部分は多く、それがここで苦悩する主人公と重なる。
幸い(というか意識的に)、自分も「それではいけない」ということに気づいてはいて、自分なりに改善するよう意識づけはしているつもり。「部下の話」についても、できる限りこちらの立場を除外して聞くようにはしている(つもり)。多少なりともそういう意識ができてくると、違う「世界」にいけたりするようで(これはまだ勘違いかもしれない。でも明らかに何か「見え方」が変わってきているのは自覚としてある)、まだ不完全なところがある、というか不完全であるのでこれをもっと意識付けしていきたい。
そういう環境の中でこの本を読んだことを「プラス」にできればいいと思う。「わたし」が同世代だとどうしても意識してしまう。「わたし」が成長していくのならば自分にできないことはない。バーチャルではあるけれども、ライバル視させてもらおう。
本自体は数時間もかからず読める。そこから何を感じ、何を得て、何を変えていくのか。ビジネス書の読み方、というポイントにもかかわってくるけれども、後につなげていかないと。
この本にも書かれていた。前読んだ本にも。「書く。書き出す」ということの重要性。日記か...どのような形態にするかは別にして実行しよう。今日から。「明日から」ではきっとやらなくなるから。
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