2009/10/29


[そうそう、これが欲しかった!](118/BookOff)

Amazon ★★★★
K-amazon ★★★

「感性消費行動のデザイン」、「関係性のマネジメント」、「感性ナレッジのマネジメント」。言葉は難解だけど、これってつまりビジネス(商売)の原則だったりする。

「感性消費行動のデザイン」つまり、お客さんの動機付けを、どのタイミングでどの訴求で行うのか。
「関係性のマネジメント」つまり、一度買っていただいたお客さんと良い関係をいかにつくるか。
「感性ナレッジのマネジメント」つまり、お客さんのこと(属性だけでなく)をいかに知っているか。

大事ですねー。ますますモノが売れない環境の中では、より大事な気がしてます。著者は「感性」という言葉を使っているけど、この曖昧そうな、でもなんとなくわかるようなわからないような感覚を、もう少し「手ごたえ」を感じるくらいにつかめたとき、そのときは「成功」の入り口に立てているような気がする。

今の自分は、到底そこに達しておらず、そこにたどり着くための「挑戦権」を得るためにジタバタしている、というレベル。ひとつでも少しでもヒントが欲しい身として、こーゆー類の本を読んだりしているけど、本を読むだけじゃやっぱりだめで、いろんな人と話してみることがひとつのきっかけになるような...

そういう「挑戦権を得る」ための、少しだけヒントになった(かもしれない)本であった。話の流れ自体は、なんだかまどろっこしいし、紹介されている事例がいまひとつピンとこなかったりしたけれども。

マーケティングは科学的である、旨が書かれている。これについては自分としては同意できるところもあるし、できないところもあるけど、「感性」を科学的に捉えようとする著者の試みは興味深い。
いずれにしても実行してみるしかないね。できることから今日から始めてみよう。


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