2009/11/21


[脳が冴える15の習慣](133/BookOff)

Amazon ★★★★
K-amazon ★★★★

ちょっとはやりの「脳トレ」のような話ではなくて、ちょっとした「衰えの自覚」、すなわち
・物忘れが多くなった
・集中力が欠けてきた
・ぼんやりすることがある
そんなときにどう対処するか。対処、なんて大げさな言葉ではなくて、ちょっとした行動からどんなことができるか、というヒントを与えてくれている。
具体的には、
・机の上の片づけをする。「思考の整理」にもつながる
・話をするときは相手の立場になって考える
・本業以外にも活動を広げる
等々、ある意味「特別な行動」をしなくても、そこに意識をもつ、というレベルでも、脳にいい影響を与える、というものがたくさん。なかでも繰り返し紹介されていたのが、
「書く事」。
例えば新聞のコラムを書き写す、という行為を続けるだけでも、かなり違いがでてくる、という。その上で「音読」すれば尚よい、ということ。これ、早速はじめてみようと思う。「改善」を実感できるかどうかはともかく、まずは何か始めてみないとなにも変わらないからね。
あともうひとつあげるとすれば、
「誰かに話す(アウトプット)を前提として情報収集すること」
これは意識したい。この意識だけで「情報が頭に残るか残らないか」の差がでてくるのは何度も実感していること。改めて強く意識していこうと思う。
などなど小さな意識から変えていこう、というヒントがかなり得られた。いーね、この本。再読する可能性もあるね。

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