2009/11/12


[図で考えるとすべてまとまる](128/AMAZON)

Amazon ★★★★
K-amazon ★★

Amazonのレビューで非常に高い★を得ている本。得てしてそーゆーのって(自分にとっては)ハズレが多いのだけど...
プレゼンにも、自分の考えをまとめるとこにも、文字情報だけではなく、図を使ってみると、すっきりくっきりする。大枠言えばそんな内容。「この本を読みおわったら、貴方は図を駆使して『できる』人間になってます!」的な導入(よくありがち)。「そんなヒント、スキルを教えます。」という流れがあるのだが、はじめから半分くらいまでは、「きっとそうなります。教えちゃいます」という「つかみ」が続いて、

いったいいつ「教えて」くれるんだよ?!

って気にもなってくる。そのあたりで基本パターンや、それを使った事例、が登場するんだけど、最後まで「いったいいつ?」という気持ちは変わらなかった。なんだか拍子抜け。自分の周りにも「図」をうまくつかっている人はいるし、自分でも(ちょっとだけ)それを試してみることはある。正直、自分で(見よう見まねで)既にやっていることのレベルを出ない。「図で表すこと」が目的ではないので、我流について、「これでいいのだろうか?」って悩むことはないけど、少なくとも充分とはいえないという自覚の中で、それ以上使いこなすヒントを得るためにこの本を読んでみたのに...

この手の本は、うまくすれば手元にずーっと置いておいて、必要なときに参考にする、くらいのレベルを考えていた。この本についてはそのレベルにはなく、また以前の「マインドマップ」を読んだときのように、「やってみなけりゃわかんない。やってみる価値はあるかな。自分と合っているんだろうか」というようなモチベーションを喚起するものでもない。

なぞはAMAZONのレビューである。なぜにこんなに高評価が?ひとつひとつ読んでいくと、「図で考えるスキル」よりも、「読みやすい」というコメントが多いんだけどね。それで★?

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