2012/02/29

勝間さん、随分変わりましたね。

AERA MOOK 勝間和代「まねる力」
AERA MOOK 勝間和代「まねる力」
  • 発売日: 2009/06/30

『まねる力』勝間和代⑪
[17/35]Library
Amazon ★★★☆☆
K-amazon ★★★☆☆

勝間さんがAERAでインタビューしてきた「変革者」15人が登場します。勝間さんはそのインタビューの中から一つでも多くのことを学びとり、「まねる」ことを実行しています。その道の達人、尊敬に値する人のやり方や考え方、それを「まねる」のは、自分が成長する大きな力になると思う。著者が触れているように、「見た目」というのも一つの要素だと思う(賛否両論ありそうだけど)。

それよりなによりインタビュアーとしての勝間さんの「清々しさ」はちょっと意外なイメージでした。多くの著書の中では、わりと自分のスタイルを主張して押し通すような感じが多かったけれど、本書では完全に「聞き役」に徹しています。もちろんタイトル通りの「力」を発揮して、そこから得るものは著者自身が最も大きかったのだろうけどね。 相手の主張、話を一旦受け入れる姿勢、どんな話題でも切り返す知識、本音を引き出す技術、勝間さんにはこんな能力もあったんだーって、改めて見直してます。いい意味で「空気を読む力」というものも備わっていらっしゃるようです。

そんな勝間さんも「まねされる」ことを意識されたんでしょうか。終盤にある「化粧方法」「ヘアスタイル」は、正直どうでもいいかな...って。女性読者は違う感想でしょうけれども。
 確かに経済評論家という肩書のみならず、幅広い分野で活躍し、尋常ではない出版をこなし、メディアにも登場する彼女は、30代女性のひとつの「憧れ」にもなっているのだろうし、また勝間さんの本を意識した「女性の識者」が書いた本が多数出版され、帯や表紙に著者の顔が載る、というところまで「まね」されているように思う。

本書に登場する「変革者」15名は、みな個性的で、プロフェッショナルで、クセが強い人ばかり。逆にいえば、これも「クセ」のある勝間さんだからこそ、インタビューが成り立ったのかもしれません。ただ言えるのは、「経済評論家」である勝間さんが、その専門「外」の分野についても、堂々とその道のプロとわたりあって「会話」している姿は、かっこいい、と思えました。「広く浅く」はよろしくないけれど、ある程度の教養は持ち合わせていると、やっぱり、かっこいいですね。
政治家も何人かでてきました。2009年7月の本で、インタビュー自体はもっと前ですので仕方ないですが、「政権交代後」のインタビューも是非読んでみたい、そんな気になります。

まねる力。けして勝間さんのオリジナルではないけれど、重要だと思います。いいところは、自分にとって「いい」と思えることろは徹底してマネること、そして(勝間さんのように)すぐにマネること、ですね。

【ことば】...たぶん最適化された物に対して「美」と感じる感性が、我々のどこかにあると思うんです。

プロダクトデザイナー山中さんの[ことば]です。なんだかこれ、科学に対する自分の中のモヤモヤが晴れるような気持ちになりました。数学者がシンプルな数式を「美しい」と言う。科学者がシンプルな原理を「美しい」という。物事がパーフェクトである瞬間の美学がそこにあるんですね。だからそれを求める。うん、わかった、気がします。

AERA MOOK 勝間和代「まねる力」


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