2010/04/25

「きっかけ」になるかなあ


『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海
[14/63]Rental
Amazon ★★★★
K-amazon ★★★

話題の本。今どこの書店でも「売れてます」系には顔をだしているよね。昨日紀伊国屋でもたくさん並んでいたなあ。基本は天邪鬼なので「そーゆー」本はあまり読まないんだけど...「ドラッカー」については、もちろん名前はよく見かけるけど、これまで一冊も読んだことはない。「ヨウモノ」を読むようになったのが最近から、ということもあるけれど...なんだか難しそうで、二の足を踏んでいた。
本書については、(引用されている『マネジメント』を読んでいないのでなんともいえないけれど...)その「原書」をうまく引用しながらダメ野球部が甲子園を目指すレベルまであがっていく、という話で。話の展開自体は、ぶっちゃけシンプルで、ひねりもなく、100円ショップで売っている小説みたい。けれどもそこに「ドラッカー」が入ってくると違うねえ。その「結びつけ方」はわりとスムースに感じられ、以前読んだ「フライを落とした...」に書かれていたような「むりやりなこじつけ」ということはない。「小説部」にアタマを使うことがない分、どんどん読みすすめることはできるし(ある意味残りページ数が減っている感覚、って読書には必要、でしょ?)、あいまあいまに登場する「ドラッカー」の間(ま)もよく、読み物としては「あり」だと思う。これで「経営」が理解できるか、というのは別物。これでわかるほど簡単ではないし、それをこの本に求めること自体誤っているかと思う。次に「ドラッカー」を読むきっかけになれば...と自分では位置づけていたけれども、正直今のところあまりそーゆー欲求は芽生えてこないんだなあ...もちろん興味はあるけれども、なんとなく「乗せられる」ことに拒否反応を示しているのかも。紀伊国屋には当然のように「特集コーナー」が設けられていたしね。ま、いつか、ね。
ある意味「マーケティング」視点で考えれば、こーゆー本の「企画」がすばらしいと思う。これまでも「ビジネス書」を読んできている「マネージャー層」がターゲットなんだろうけど、その「目新しさ」には惹かれるね。しばらくは同じような趣向の本がでてきて、すぐに飽きてしまうんだろうから、「最初」にだけ意味があるんだろうね。話題についていく、という意味でも読めてよかったかも。

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