2010/02/26

それほどの指針でもないが、それなりではある


『一生折れない自信のつくり方』青木仁志
[14/30]AMAZON
Amazon ★★★★
K-amazon ★★★★

タイトルは魅力的。自己啓発のため、それからチームビルディングのため、という視点から読んで見たいと考えた。
「自信」...今「自信があるか?」聞かれたらなんて答えるのだろう。20代の頃に比べたら少しは「成長」しているのかもしれない。でも「自信」を認識してしまったら成長が止まってしまうという不安もある。メンバーを抱える身になってみれば、自信のない上司は嫌なのは当たりまえ。その点からも考えてみる。
-何かを成し遂げた自信は持っているのか
-これから先の「なりたい自分」はどうなのか
-メンバーから見て「自信」を持っている人間に見えるのか
過信になっても、慢心になってもいけないと思う。ただ魅力的な人間はやはりどこか一部分でも「自信」を感じている..そこだ!全ての面で「自信」をさらけ出していると「過信、慢心」フローに乗ってしまう。でも「この分野(だけ)は」という自信があれば、それは魅力的だ。「プロフェッショナル」だね。うん、書いていて自分で納得。
この本からは直接的には目新しいことよりも、「再確認」の方が多く受け取れた。それはそれで大事。若干宗教的なところはある。この手の「セミナー」をやっている人が書いているなあ、っていうのも感じる。本書にも「素直な人が伸びる」と書かれていたが、以前「L社」のセミナーを受けたときは、最初から最後まで「反発」していた。それはなにが要因なのだろう。多分講師の「自信」なんだろうね。はっきりとそうわからなくても「こうなりたい」的な魅力があるのかどうか。この本の著者には(もちろん会ったことはないけど)ある意味魅力を感じる。
本書の中で書かれていて、自分の中で「残しておこう」と思ったフレーズを二つ。


「相手にどう思われるかでなく、自分が役に立つ人間になる。相手が信じてくれるからではなく、自分から相手を信じる」

「人生に失敗はありません。すべては経験です」


思えば、小さい頃から両親に言われていたこと、社会人になってから経験したこと、本や尊敬できる人の話から得たこと。それらが全てこの二つに集約されている気がする。

ビジネススキル、だけではなく、こういうのも必要だね。

AMAZONで見る

0 件のコメント:

コメントを投稿

Twitter