2010/01/29


『できない人ほど、データに頼る』アンディ・ミリガン、ショーン・スミス
[15]Library
Amazon ★★★★
K-amazon ★

「データに頼」りがちな自分としては、かなり刺激的なタイトル。特にここ最近「データに頼る」ことに限界を感じつつある中で、それを打破できるか?、何か見つけられるか?期待大。
がしかし...残念ですが、見つけられず。というよりまったくアタマに残らない内容だった。「見て感じて考えて実行する」先日読んだ寺田さんの本に書かれていたことと同じなんだけど、そのフレームワークは一緒でもまったく役立たない。ゼロでした。この本の内容について書くことは無し...

データに頼らない、というのは自分でも感じている考え方。ただ、この考え方ができる、またはこういう考え方をしていいのは、「データに頼る」時期を経てきた段階にある者、なのではないかなあ、って考える。「見て感じて考える」流れの中で、まず「見る」。これができるのは自分の中に一定レベルの「データ」が蓄積されていないと「見る」ことができない。実は「見る」ってことは非常に難しい。「見える」のは簡単だけど、どこをどのように「見る」のか、これはスキルだと思う。そのスキルを養うのはほかでもない、「データ」である。ベースがなければ「データに頼るな」って言えないわけですよ。当たり前だけどね。

まあ、図書館で借りた本だからまだよかった。これを買っていたら、と考えると...

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