2009/06/30


[ウェブ進化論](69/BookOff)

AMAZON ★★★★
K-amazon ★★★

仕事でお付き合いのあるCさんが以前口にしていた本で、この業界(Web関連)では、「教科書」的な存在らしいが、私が気づいたのは最近。
「やっと」読んでみたのだが、正直「評論」調の文章が読みにくくてしょうがない。

結論、Googleの「すごさ」と、これから起こりうる「ウェブ・IT」に関して
のことが「評論」されているのだが、正直あまり響くものがなく、
「で?」
って感じ。

この手の本(あまり「評論」は多くないのかもしれないが)がキツいところは
既に書かれてから3年経過して、たかだか3年でも、その論理が若干
「古く」なってしまっていること。

「そうだなあ」
と(改めて)思ったのは、
「ネット世界で起きようとしている現象を、アナロジーで理解しようと
してはいけない」
ということ。ウェブ進化を丸ごと理解する必要がある。

結局言っていることは、前に読んだ『ウェブはバカと暇人のもの』と
本質的には一緒なのかもしれない。アプローチは違うけど。
個人的には、読む順番が違ったら、もっと理解できたかもしれない
と後悔。「ウェブはバカと~」の方がダンゼン面白い。この本を読んだ
上でならさらに面白いと思う。












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