2009/06/11


[脳を活かす仕事術](61/BookOff)

AMAZON ★★★
K-amazon ★★★★

タイトルはいかにも「知名度を利用した」みえみえだし、「テレビタレント」が本を出している、程度の期待値で読み始めた。

もちろん「アハ現象」茂木先生はテレビでは知っているが、
果たして本になるとどのようなことを伝えているのか...

これが意外に面白い。

脳科学の専門的なところはほとんどないのもいいし、
(本人をメディアで知っている分)入り込みやすかったのも
あるが、所謂「タイムマネジメント」「自己啓発」系の本の中では
結構「読める」部類にはいるのではないか。

・とにかく「行動」すること
・経験x意欲+準備が重要
・楽天主義であるべき

等々、まあ、ここで初めての「気づき」ではない(どこかで読んだ)
ものも少なからずあったけど、
個別に「ちょっとこれはいいかも。やってみるべ」と思ったのは、

・自分の作品(アウトプット)を、はるか「上」のものの横に並べてみる
というところ。自分のなした「仕事」を、他の「できる」ヒトのそれと
比べてみる。圧倒的に差があれば、その差を埋めるために何か
行動がでてくる。それにはまずは「出力」しなければならない。
=人が成長するときにきっかけは「背伸び」である、と表現されています。
(そしてそのツールとして「ブログ」は究極だと...苦笑)

・多くの仕事は、正解のないものである。自分で正解を見つけていかなければ
ならない。そのためには「アウェー」(自分の「今の」専門領域以外のフィールド)
でのチャレンジも必要。

**
あと...

この本だったか、それとも昨日読み終わった本だったか思い出せないのだが、例えばよく、仕事の一区切りがついたときに「休憩」する、逆にいえば、自ら設定した「休憩」まではなんとか集中(しているフリも含めて)して、仕事をする...っていうように考えるけど、実は「新しい仕事を少し始めた段階で、途中で
「休憩」する、方がよいのだそうだ。なぜなら「一区切り」だと、休憩で意識が分断されて休憩以後に再度ねじを巻きなおさなければならない。だけど「途中」だと、仕事の意識が切れていないので休憩から「現実への復帰」も容易であると...

確かこの本だったと思うが、ざっと読み返したら見つからなかった。
自分にとってはどっち(の本)でもいいんだけど、将来「書評ブログ」を目指すならこんなこっちゃいけないねー






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