2009/06/25


[「お通し」はなぜ必ずでるのか](68/AMAZON)

AMAZON ★★★★
K-amazon ★★★★

飲食業界、飲食店の経営、という点で、今の自分とは全く関係ないぢゃん
...と思いつつ、そのタイトルに惹かれ、読んでみた。

飲食業界の市場、飲食店の成功・失敗の理由、等々...
まさに「関係ない」点なんですが。
が。
ちょっと視点を変えてみた。

「良い店」=
・少しのビックリを提供して、期待値を上回るように努力を続けている
・客に対してビジネスの臭いを感じさせないこと
・1業種1店舗主義という展開=そこにしか存在しない
・こだわり、思い入れが肝要

...
ん?今携わっているEC事業の考え方と一緒じゃないか!

さらにこの本には、「大型ショッピングモールへの出店」についても
書かれている。
これって、楽天?Yahoo!?
うん、あてはまるじゃん。

さらに、「失敗のパターン」として
・飲食店に行くのが好きな人≠経営するのが好きな人
・料理の腕があるから客が来るとは限らない
・飲食店を出すことが目的化して、ビジネス視点が欠落している
・飲食店を「金儲けの道具」としか見ていない
・別事業の片手間では経営できない
の5つ。
これも全てのビジネスにあてはまるのでは?

そんな視点で読んでみると、結構奥深い。
なんか、今の自分の「課題」が見えてきた気さえする。

結論の
「店主やスタッフが継続的な努力をして、ビジネス臭があまり感じられない、
そこにしか存在しない唯一の店」
シンプルに実に的確に言い得ている。

単に「飲食店業界の実態」本として読んだら、「部外者」には面白くも
なんともないけど、視点を変えると結構はまる。
読み応え「あり」です。






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