2009/09/17


[会社に人生を預けるな](97/BookOff)

AMAZON ★★★
K-amazon ★★★★

タイトルは過激(「売るため」のネーミングなんだろうと思う)だけど、中身は「終身雇用制度」に対する批判に終始している感が...全体として「リスク」について書かれていて、そもそも日本人は「リスク」についての教育もうけておらず、その管理や捉え方、対処方法を苦手としている。これからは会社が個人を守ってくれる時代ではないので、改めて「リスク」とうまく付き合い、個人としても管理対処方法を意識して考えていくべし。そうでないと潰されちゃうよ。という内容。
偏りと思い込みが随所にあって疲れるところもあるけど、まあ勝間さんの本だし...という感じで軽めの気持ちで読んだ。終身雇用制度の良し悪しは正直自分にもよーわからんけど、実際には(今自分が置かれている環境で)おそらく「終身雇用ベース」なんだろうけど、自分としてそれを意識したことはない(つもり)。「このままでは来年はない」という危機感をもっているし、それよりも「この会社だけしか通用しないものではなく、他でも通用するスキルを身につける。社外のネットワークを構築する」というのは、今のところで働き始めた5年前から強く意識しているところで、おそらくは「会社のために滅私奉公」というスタンスよりも、「他でも通用する~」というマインドで目の前の仕事に臨んだほうが結果はでる、というのが自分の考え方である。なんでこの本の言いたいことは(終身雇用という言葉は置いておいて)かなり共感できるし、自分の考え方は必ずしも突飛ではない、という再確認という点でもよかった。
リスクを回避することを考えるのではなく、リスクとうまく付き合う方法を見出していく。そんなまとめだった。

実はこの本を読んだのは中国・杭州。出張先で読んだんだけど、読み終わった直後のセミナー(中国版楽天=TAOBAOの日本企業向け(誘致)セミナー)で、TAOBAOを運用するアリババの役員がこんな話をしていた。

「リスクを考えて、リスクがあるから実行しない、というスタンスでは何も変わらない。何も進まない。そのリスクを考えに入れた上で先に「思い切って」進むこと、これが最大の重要ポイントだ」

関連ワードは「リスク」だけだけど、なんだか不思議な気がした。この前に読んだ本で「成功はタイミング」みたいなものを読んだけど、たまたま出張に持っていって読んだ本と、その夜のセミナーでのメッセージ。極度の安全運転だけをするのではなく、リスクを背負いながらさらにひとつ上のステージに向かうべし、という暗示なのか...前向きにそう捉えたい。

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