2009/09/07


[経営思考の補助線](95/AMAZON)

AMAZON ★★★★★
K-amazon ★★★★

日経ビジネスオンラインのコラムをまとめたもの。こーゆーのの「書籍化」は、つまりコラムが単発で終わっているので1冊の本としての「連続性」はなかなか難しい。それぞれのコラムはとても面白くて読みやすいんだけど、どうもそれが1冊の本になると「続けて読む」ことが出来なくなってしまう...私のスキルの問題?

多分、それなりにスペース(字数)制限があるなかでまとめれらているコラムは、それが故に(制限があるが故に)うまくまとめれらているなあ、というのがあるんだろうね。だから一機に読めるし、面白い。

個別にはそういった意味でも各コラムは面白かったです。
若干、「M&A」だの、って本当の意味での「経営」に即したものもあったので、それは私のレベルを超えていてさらっと流してしまったものもあったけど。

個別の詳細な手法というよりも、「全体の流れ、潮流」をも含んでモノをみていく。そんな視点を身につけるべし(特に「経営」者は、ということ)、書いてある言葉は難しいけど、意外にさらっと読めちゃう感じで、やっぱり「コラム」を読む感覚で、臨むべき本かなあって思う。

著者はボストンコンサルティンググループの日本代表ってことで、すっごい人なんだと思うけど、他の所謂「コンサル本」を書いている人たちよりは、ずっと現場感覚を持っているように思えた。
今自分がやっている「現場」とは接点はまだまだ少ない気がするが、少しだけ参考になったかな。

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