2009/08/05


[アンガーマネジメント](80/Amazon)

Amazon ★★★★
K-amazon ★★★★

「怒り」という感情を、社会生活をスムースに行う上でどうコントロールするか、というよりはどう付き合ってくか...そんな切り口の本は非常に目新しく、興味深い。
聞けば(よくある話だが)アメリカでは「アンガーマネジメント」が結構主流となりつつあり、また、この本の著者の属するところは「アンガーマネジメントセンター」なる団体...
これだけ見たら、ちょっと「?」な気もするが、読んでみて結構面白かった。

「今の若い人」以上に、「切れる」傾向のある私としては(自覚は少なからずある)、こーゆーやり方もあるんだねー、って素直にアタマに入ってきた感じ。ここに書かれていることを実行する、即ち「怒り」をコントロールできるようになる、とは(さすがに)思わない。思わないけど、やってみる価値は充分に、十分にあると感じた。

「周りに対する影響」
「怒りをぶちまけても、(自分を含めて)トクする人間がいるのか?」
「自分の過去の「基準値」が怒りを生む」

等々、言われてみれば当たり前、それができれば苦労しないよ、的なことが多いんだけど、瞬間的な怒りを表面化しない方法、や、アンガーログ(怒りを感じたときの「記録」)を残すことで。怒る自分を客観的に評価してみる、とか、こういった側面もあるんだなあ、という箇所が多数あり。

事例がわかりやすく、非常に読みやすい文体も好印象。

なんとなく自分が変われるかもしれない、って思ったりした。
読んだことを生かすも殺すも、自分次第ってことも、素直に受け入れられた。

そういえば昨日も「怒り」の場面があった...
今日から実行してみよう。




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