2009/07/06

[一流になる力](71/AMAZON)

AMAZON ★★★★
K-amazon ★★★★★

小宮一慶さんの本は2冊目。前回はあまり記憶に残ってないくらいの印象だったが、この本は、
 私が今年読んだ本の中でもTOP3に入るかも
くらいの大ヒット。

今後、というか既に日本においては、一流か三流か、どちらかしか存在しない。
「一流」になる以外は生き残れない、主旨の「市場環境」の話があったあとで、「一流」になる、というかそれとして認められるためには、どのような「考え方」であるべきか...この「考え方」という視点で書かれている点が私には響いた。
手法を説く「ノウハウ」ではなく、そもそも(本質的に)こうあるべきだ、という点から
書かれている。

小宮さんと比べて(比べるのも失礼なんだけど)、そもそもの環境も違えば、独立して事業を行っている、というスケールも異なるんだけど、実は(この本に書かれている)「考え方」は、そう遠くかけ離れていることもない。
自分で「これからはこうなるべきだ。こうありたい」と漠然と考えていた、考えてきたことが、すっきりとここにまとめられているような...そんな錯覚にもとらわれた。

「チャンスを掴むのは、『準備』あってこそ。準備を怠るとチャンスが見えない。
「今の目の前の業務だけではなく、自己実現のために何かをやることで他人よりも一歩抜きん出ることが可能になる
「自己実現の為に「転職」を考えるのならば、自らの市場価値を高めてから
「金を仕事の目的にしたらむなしくなる。結果として金が入ってくる、くらいの自己の価値を高めるべし

...全てにおいて、私が考えていたことを再確認させてもらってような。

そして、
「40代でも(そのように)考えるのは、遅すぎることではない」
勇気をもらいました。
まだまだいけるっ、と考えて走ってみるしかありませんね。


いずれ、自分の考え方についての「アウトプット」(本を書く、とか)を、と
考えていたけれども、この本で充分かも。ってくらい共感、共鳴してしまいました。

少し読むのに時間がかかったのは、「流し読み」するレベルの本ではない、という判断を最初のうちにできたことで、(久々に)じっくりじっくり読んでみたから。

いつか読み返してみよう。








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