2010/02/03

熱くなる!

『Hot pepperミラクルストーリー』平尾勇司
[18]AMAZON
Amazon ★★★★
K-amazon ★★★★

もう1年以上前になるかと思うけど、某コンサルの方に「いい本ないですか?」と聞いたときに紹介された。「欲しいものリスト」にはいれていたけれど結構読み始めるまでには時間がかかってしまった。
他の方に聞いても評判がよいのだけれど、所謂「成功本」(事業立ち上げから苦戦して成功に至る道のり)だろう、と思っていたのがいい意味で裏切られた。
結構「読み手」の環境にもよるけれども、営業関係の人はかなり刺激を受けると思う。かくいう自分は営業系ではないけれども、組織、チームマネジメントという点ではかなり刺激的。よくある「ハウツー本」のような内容ではなく、チームを作り上げた、軌道に乗せた、成長させた、というストーリーがよく表れていて、参考になる(参考にできるかどうかは、結局読み手=自分次第だけどね)。何より「計画的」であり、事業ひとつ、組織編制ひとつとっても、それを実施する意味、目的をしっかりもっている。これって書いちゃうと当たり前なんだけど。
「事業」としての捉え方、考え方でとくに斬新さを感じたのが、「前年比ではなくて市場占有率比」「残存マーケットの把握」といった、「マーケットオリエンテッド」という考え方。「ユーザーオリエンテッド」を超えて、取り組み方のスケールが違う。リクルートという後ろ盾はあるとしても事業立ち上げからそのような視点を持つこと、それによって規模の成長を成し遂げている、というのが素晴らしいことだと思う。
若干「仕組み」重視なところはあるけど、また、著者が「お客様、顧客」と呼んでいるのが「広告主」に留まっていることなど、自分の考え方とズレがあるところはあるけれども、仕事を効率だけでなく「流れ」を軸に考えることや、営業担当も、「事業全体の一連の流れ」を意識しながら取り組んでいるところなど、チームビルディングやマネジメントにも通じるものがある。
営業が広告主である飲食店に対して、エンドユーザー視点から新メニューを提案する場面等、「プロに対してのプロ」を意識する、これってすごいね。付き合いのある広告代理店の担当営業に読ませたいくらい。
なによりも事業に取り組む「熱さ」が違う。これが全て、といってもいいくらい。刺激的な本です。

2010/02/02

前向きな気持ちに!


『「夢のリスト」で思いどおりの未来をつくる!』ブライアン・トレーシー
[17]BookOff
Amazon ★★★★
K-amazon ★★★

著者の名前はよく目にする。書評も概ね高い評価。訳者はあの『チーズは~』の人。何か新しい発見はあったか?....なかった(涙)。Aレビューでも多くの人が書いているように、目新しいものは、無し。国は違えどこの手の本は大抵そうなんだけど、盛り上がりのない展開、すんなりアタマに入っていかない訳など、あまりよいとはいえない内容だった。
けれど、うまく言い表せないけど、深い意味はアタマに入らないとはいえ、すんなり読めたし、なんだかんだ前向きな気持ちになれる。「もう知ってる」ってことでも、「やってみようか...」という気持ちになる。そんな不思議な「空気」を持っている本。
その理由を考えてみると...少なくとも「効率をあげよう」ばかりを言っていない。目標と決めたことに対しては真剣に打ち込むべし、わき目もふらずに一心不乱に。それはとても基本的なことかもしれないけど、それってできてない。著者にすれば「できない」のは「真剣に取り組んでいない」ってことになるんだろうね。そう。「熱」が足りないんです。そんな簡単に「成功」するわけがないじゃん。簡単にできることなら誰もが成功している。それを「人がフツーにする」範囲を超えてやるからこそ「成功」に向かって進めるんだよね。著者にすると、そうやって成功への道を進んでいけば、たとえ途中でブレたとしても、それが「目標達成のための」ヒントだったり、そのための回り道だったり、ということ。
つまり定めた目標に対して迷ってはいけないんだね。そして迷わない目標をじっくり考えてみるべきなんだね。
そんな目標の決め方については、「紙に書く」ことを進めている。これ、実はお付き合いのあるコンサルタントの方からも言われている。言われているけど実行していない。だめじゃん...書きます。書いてみます。




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